「既卒の就活は厳しいから新卒で就職した方が良い」とよく言われます。
私自身、新卒で就職せずにワーキングホリデーに行くのを止められて、
「とりあえず就職しといたほうが良い」と言われたりもしましたし、
自分でも「既卒だと就活大変なのかな…」と少し不安になったこともありました。
しかもオーストラリアから帰国したの2020年6月…コロナで失業者も出る時代。
そんな既卒・未経験の私がコロナ禍にも拘らず
就活を始めて1ヵ月半で2社内定→第一志望の会社入社までの経路を書いていきます!
目次
私の就活の概要
大学に行ったのに”既卒“になって就活している人はとても不安だと思います。
私も始める前は本当に不安でした…
私自身が既卒になった理由と就活を始めてから1ヵ月半で終わらせるまでどういう手順を踏んだか、を書いていきます。
既卒になった理由
私が既卒になった理由は卒業後オーストラリアにワーキングホリデーで滞在していたからです。
「なんでワーホリに行こうと思ったか?」等を詳しく書いた記事はこちらです。出発前の初々しい気持ちが書かれていて、自分で読むのは恥ずかしいです…^^;
という事で、私は新卒で就職するよりやりたい事があったから、既卒になったわけです。しかし、親に「新卒で就職しない!」とすぐには言えず、新卒就活も少し行った経験があるため、全くの「就活素人」という状態ではありませんでした。
内定獲得までの道のり
まず、オーストラリアから帰国したのが、2020年6月中旬で、東京にて2週間自主隔離をしなければなりませんでした。その間は、情報収集と自己PRの文章作りに専念する事にしました。
後程紹介しますが、私が情報収集時に大変お世話になったサイトはこちらです。
その後、2週間の自主隔離が終わりに差し掛かった頃(6月下旬)、3つの転職エージェントに登録しました。1つに絞らなかった理由は後述します。
自主隔離が明け、実家に帰宅したころ(7月上旬)、エージェントで紹介してもらえるお仕事は、自分の「やりたい!」と思える仕事では無かったため、自分でもIndeedの求人に応募することにしました。それに加えて、エージェントの方に履歴書・経歴書の添削をしてもらったり、面接対策をしてもらったりしました。
7月中旬から下旬にかけて、転職エージェント経由で応募した企業と自身で応募した企業両方の面接が入りました。志望度が高いものには全力で準備をしましたが、志望度のそれほど高くないものは、志望動機や自己PRも少しだけ表現を変えて使いまわしにしていました。
7月中旬に受けた企業に内定をもらいましたが、面接を受けた時に社員の雰囲気が自分に合わなさそうだった為、辞退しました。そして、7月最終週に最終面接を受けた企業に内定を頂き、そこに就職を決めました!
因みに、自分で応募した企業10社のうち5社面接、2社内定。エージェント経由で応募した企業5社のうち3社面接(1社は結果待ちの間に辞退)でした。
以上が、自身の就活終了までの流れです!
【大まかな流れ】
情報収集
→自己分析
→エージェント登録
→Indeedで求人に応募
→面接
ネットでの情報収集
新卒就活を経験したとはいえ、既卒の正社員就活は右も左も分からない状況だったため、ネットで「既卒 就活」と調べることから始めました。
そこで見つけたのがこちらのブログ!
この方も訳あって既卒で就活したようですが、ブログの名前「既卒の就活のやり方サポート」の通り、既卒就活の応募書類の注意点や、面接の対策等々まで多くの役立つ記事があります。
このサイトを参考にしながら、自分なりに自己PRを書いてみたりしました。
そして、疑問に思う事がでてきたらその都度検索して(例えば、気配りを強みとしてアピールしたいときは、どうアピールしたらいいか「気配り 強み 就活」で調べるなど)、2~3パターンの自己PR文章を作成しました。
また、自分がどのような業界・職種・条件で働きたいのか、を紙に書きだして、優先順位をつけたり、「絶対にやりたくない事」を列挙しました。
私の場合、業界にこだわりはありませんでしたが、職種は一般事務等のバックオフィス系のお仕事で、条件としては、残業が少ない(自分の時間が欲しい)、実家から通える、お給料20万以上(出来れば手取り)、評価制度が整っている、英語の業務がある(唯一の強みが英語)、のような条件を考えました。そして自分なりに優先順位をつけてみました(結局どの条件も結構大事で、なかなか難しかったですが…)。
そして「絶対にやりたくない事」としては、夜勤がある仕事、営業、販売のお仕事、社内の雰囲気が悪い会社で働く、等々となりました。
これらをハッキリさせておくことで、エージェント登録したときも、担当の方との会話がスムーズになりますし、自分で求人を探すときも楽になります。
就活エージェントへの登録
コロナ禍で求人が減ってるかも…という不安があったので、とりあえずエージェントに登録しておこう、と思って登録したのですが、結果的に登録して良かったな~と感じたので、エージェントに関して書いていきます。
私が登録したエージェント
私が登録したエージェントは既卒や第二新卒の就職活動に慣れている3つのエージェント(マイナビジョブ20‘s、ハタラクティブ、UZUZ)に登録しました。
3つものエージェントに登録した初めの理由はコロナ禍の就活は「数うちゃ当たる」だ!!!と勝手に思い込んでいたからでした。
しかし、結果的に3つ登録したからこそ、得られた情報があったので、3つ登録して良かったと思っています(以下で詳しく書きます)。
結局どのエージェントが良かったの?と思われるかもしれませんが、担当者によってエージェントに対する評価も変わると思いますので、こちらで個々のエージェントに関するレビューはしません。
それに、社会人経験のない既卒でも応募できる業種・職種はエージェント経由だとかなり偏っていて、どのエージェントを通しても紹介される求人はほぼ同じだと思っていたほうが良いと思います。
エージェントを使って良かったと思ったこと
良かったと思ったことは大きく2つあります。
1つ目は、正しい情報を得られる事が出来たことです。
具体的にはある2つのエージェントの担当者さんからは「事務はコロナなので募集がほぼないです~」と言われていたのですが、
もう1つのエージェントの担当者さんは「事務の仕事は転職エージェントにはほぼ転がっていない(特にコロナの今は)」=「自分で探したら(indeedとかで)結構ある」という事を教えてくれました。
エージェントに登録する前は、こんなコロナ禍でエージェントを使わずに応募して雇ってくれるところなんてある訳ない、と思っていました。
しかし、その方のおかげで、自分でも積極的に求人を探すようになって、
結局は自分で応募した企業から内定を獲得する事ができました!
2つ目に良かったと思ったことは、面接後に毎回電話で反省会をしてもらえたことで、次の面接に活かせるフィードバック等がもらえたことです。
1人で就活していると、面接後は「やっと終わった~」という解放感で反省などせず、
次の面接でも同じミスを繰り返す等してしまっていたかもしれません。
面接でどういう質問につまずいたか?どう返答したら良かったのか?もっと改善できる所はあるか?などを他人に話すことで、失敗を次の糧にする事が出来たと思います。
Indeedでの職探し
最後に、私がどうやって自分で求人を探していたか、少し書いていきます。
自分で求人を探すに当たってお世話になったのは主にIndeedです、というかIndeedだけです。
そしてIndeedの条件検索を駆使し、実家から90分以内で通える所に絞り、
かつ「未経験 事務」「英語 正社員」「未経験 英語」の検索ワードでヒットする中の、
30日以内に掲載の上、給料が20万以上のところ10件の求人に簡単応募しました。
その中で返信があったのは、9件。書類審査が通り、面接に進んだのが、5件。内定を頂けたのが、2件。となりました。
この5件の面接をしている間は、新しい求人に応募することは止め、面接対策に専念しました。
エージェント経由での面接も併せて2日に1回は面接があったので、結構忙しく、
コロナの感染者数も増える中、実際に足を運んでの面接も多かったので、
面接会場への行き方を調べて、遅れないように計算して電車に乗って…等かなり大変でした。
私は運よく内定を頂けたので、これ以上就活は続けませんでしたが、続けるとしたら、同じようなサイクルをもう一度していたと思います。
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おわりに
さて、今回は私の就活譚を記しました。
この就活はスピードが勝負!と決めて、妥協せざるを得ない条件もあるだろうと思っていたのですが、自分の希望条件と99.9%マッチする企業と出会うことが出来、
またその企業に就職出来る事になったので、人生捨てたもんじゃないなあ、と感じました。
就活はゴールじゃなくて、就職してからが大事だと思うので、気を抜かず頑張ります!!
余談ですが、「就活」という言葉を検索しすぎたのか、YouTubeに就活系の動画をオススメされてきたのですが、めっちゃいい子というYoutuberさんにハマりました。
すごく面白くて、応援したくなる方なので、良ければ是非!