「日本人は愛してるとかほとんど言わないけど、外国人は I love you.っていつも言葉で表現しているよね~」
と思っている人は多いのではないでしょうか?
実は、これは半分正解、半分不正解。
というのも、友達同士や家族、結婚後のパートナー同士で使う”I love you”と、交際中のカップルが相手に伝える”I love you”は少し意味(というか重み?)が違うのです!
今回は国際恋愛中の方にも必見のそれぞれの場合の使い方について書いていきます。
友人関係で使うカジュアルな”I love you”
英語圏では、友人関係にある仲同士でも”I love you”や”love you”と使う事があります。
これは、友人と言ってもとても仲の良い親友同士で使うことが多く、遊んだ後の帰り際に”love you”と言ったり、手紙に“love you”と書いたり、という使われ方が多いです。
あとは、友達が傷ついていて慰める時とか…ですかね?
決して軽い意味という事でカジュアルというわけではないのですが、日本語で言うと「友達として大好きだよ!」みたいな意味合いでしょう。
家族、結婚後のパートナー同士での”I love you”
こちらは言わずもがな、家族に対して「愛してるよ」と伝えるための愛情表現としての”I love you”です。
洋画などでこの種類の”I love you”が多用されているため、「外国人は”I love you”をよく使うんだな~」というイメージが出来ている気がします。
これは間違いではなく、自分の子供に対してや自分の結婚しているパートナーに対して、日本人よりも多く英語圏の人達は”I love you”を言葉にして伝えている気がします。
(といっても、日本でも伝えている家族もいると思うので、結局は人によるとは思いますが…)
交際相手に伝える”I love you”
さて!これが一番やっかいな”I love you”です。
日本では交際し始めた時点やすぐあとでも「大好き!」と交際相手に伝える人も多いと思うのですが、このノリで”I love you!”と伝えるともしかしたら気まずい空気になってしまうかもしれません。
なぜなら、交際中に相手に”I love you”と伝えるという事は、
「私はあなたとは真剣に本気で付き合っていて、長期的に付き合っていきたいと思っている」
というようなことを伝えているわけであって、しかも相手に「あなたも同じ気持ち?」と暗黙の了解的に質問していることになるのです。特に大人の恋愛の場合は「結婚も前提に」という意味も含まれている場合も…
そういうわけで、交際期間が短い相手に安易に”I love you”と伝えてしまって「自分はまだそんなつもりじゃないんだ…」とフられてしまったり、
“I love you”と言われたのに「ありがとう」とだけ返すと(自分のことそこまで好きじゃないんだな…)と思われてしまう可能性が大なので、お気をつけて!!!!
しかし、始めての”I love you”を乗り越えて愛を確かめ合ったカップルは、その後は何のプレッシャーもなく”I love you”と言い合って愛を深め合う関係になっていきます。(もしその後別れがくることがあっても)
豆知識
因みに、この”I love you”を言うタイミングは英語ネイティブの人達でも不安に思う所も多いらしく、Yahoo知恵袋のようなサイトには「いつI love youを彼氏/彼女に言うべきですか?」という質問や、「彼女にI love youと伝えられ、ありがとうと答えると平手打ちされました」などという投稿まで、彼らも悩んでいることが垣間見えます。
そんな少し”重い“言葉であるがゆえにか、”Fuck”をFワードというように”I love you”をLワードと呼ぶ人もいるようです。
おわりに
さて、今回は”I love you” の意味や使い方について書きました!
国際恋愛中の人は気を付けてほしいですし、これから国際恋愛をしてみたい!という人は国際恋愛の始め方について書いた記事があるので、そちらも見てみて下さいね!